2018年はたらく女性の神奈川県集会」が1117日(土)に建設プラザで開催されました。今年の参加は67名でした。  

 記念講演の講師は、まともな働き方の実現とその担い手の育成を目指して様々な活動を行なっているNPO法人ASU-NETの川西玲子さんです。タイトルは「女性・非正規の排除と民主主義 〜はたらく女性の輝く未来をつくろう〜」。女性の人権確立は世界の流れであるのに、日本は女性差別・非正規差別が当たり前の国になってしまっている。この日本と、ジェンダーギャップ指数ではほぼ同じくらい低いランクの韓国(2017年版で日本114位、韓国118位)ですが、その韓国で盛り上がっている人権意識・#MeToo運動についても紹介されました。「ローソク革命」の経験から、「広場」で灯したキャンドルをこれからは「職場で」「日常で」一人一人が灯そう!と多くの人が声をあげ、セクハラの告発は数も規模も日本とは大違いとのことです。日本と同じく、「セクハラを受けた女性にも問題がある」などの二次被害もあるが、それに負けずにme-too運動は広がっているそうです。この他、韓国メディアの闘いや、「感情労働保護法」と「パワハラ予防法」が成立する方向で動いていることなども知り、韓国に学ぶことは本当にたくさんあると感じました。「民主主義は待っているだけ、願っているだけでは簡単に手に入らない。何もしなければ奪われる。だから市民はお金も声も出し行動もする」、そういう韓国の姿に力をもらいました。

 分科会では意見交換で交流しました。「もっと知りたい 講師を囲んで」の分科会では、参加者から「非正規で働いているが、労働組合に入っていると排除の対象とされやすく、契約更新されないなどの不利益を被ることを恐れて労働組合に入ろうという人がどんどん少なくなっている。どうしたらよいのか」との悩み相談もありました。

 閉会後は記念講演講師の川西さんを囲んで食事会が催されました。韓国について様々なお話を伺いました。「韓国は若い人が運動に参加しているのが羨ましい」「メディアを分析、検証するメディアの存在は大事ですね」などの感想が出されました。